恐れていたことが起こっちゃった、て感じですかね。自分的には。
個人的に思った事を、深夜のテンションで[続きを読む]からつらつらと。
まず、問題になった事象は
・公式サイトの「ちびキャラトーク」というコンテンツが発端。
・このコンテンツは、
「公式サイトで、用意されたキャラクターと一日一回、会話を体験できる」
というものであった。
・このコンテンツには好感度が設定されており、
特定のキャラクターと会話を重ね、好感度を上げることを前提としていた。
・好感度を上げたキャラクターから「ゲ-ム本編で使用可能」な、
「大切なモノ(パスワード)」をもらえる、という特典があった。
・特定のキャラクターのみと会話し、選択肢を間違えない、という
最短ルートでも25日程度かかる仕様だったため、おそらくこのコンテンツは
「前々から注目してくれているユーザー」向けだったと考えられる。
・ここで問題になるのが、「特典内容」であった。
内容は以下のとおり。
・キャラクターの職業・外見は、ちびキャラトークのものでなければならない。
「大切なモノ(パスワード)」の種類と、キャラ職業・外見が一致するならば、
そのキャラクターに、ちびキャラトークと同じ名前がついて(変更不可)、
初期スキルポイントにボーナス補正(+1)がされる。
新納さんのパスワードキャラについてのコメントによれば、
・引退やSPボーナスアイテムなどはないため、
スキルポイントはボーナスキャラに追いつくことは出来ない。
・LV上限は100だが、上限には達しないだろうという設計である
とのこと。
で、個人的に思うのは、「前々から注目してくれているユーザー」向けコンテンツ、ってことを理解してなかったのかなー、と。
前々から注目してくれているユーザーってのは、発売までの間、公開されている限られた情報から、妄想するわけです。
「こんなパーティでー、こんな設定でー。だからこのキャラはこの武器・スキルで行こう…うんぬん」ってね。
そしてそれは、早くから期待しているユーザーが一番長い訳です。時間的にね。
そんで、ちびキャラトーク開始時にも、「公式でキャラ付けしちゃうのはどうなの?」って話が出ていた。
それに対して、「このキャラクター達は、あくまでこのコンテンツ内のキャラクターであるため、公式キャラというわけではない。ユーザーの妄想の手助けが目的であり、阻害する意図はない」と。
個人的には、公式キャラ付けはしてほしくなかった。「勇者不在の妄想ゲー」でなくなってしまうから。
特典といっても、おそらく「初期装備が少し強い」など、大したものではないと思っていた。
でも、自由作成キャラとの「永久に埋まることのない差」があることで、「ちびキャラトーク内の一キャラ」が「公式キャラ」に完全に格上げされて、前述したのと矛盾しちゃっているんですよね。正直、ボーナス補正の量は問題ではないと思います。
ゲームのウリである「自由」に関わる所で「劣等感」という矛盾が生じちゃった。そこが問題なのではないかなぁ、と思います。
まぁ、SSQといっちゃお終いなんだが。